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■宝
久しぶりに 伺いした笹岡時恵お婆さんは、元気に出迎えてくれました。
現場を離れて随分経つ僕は時恵お婆さんの顔を見る機会もめっきり減っています。ニコニコ笑うその顔のシワは心なしか深くなり白髪も増えて以前より一回りも小さくなった気がしました。
数十年来当社の内職仕事をしてくださっているその手を写真に撮らせてもらったのはかれこれ7〜8年前の事です。写真は年賀状に使いました、手のひらの左上に”宝”と印刷しました。
このゴツゴツしたあかぎれだらけの手が当社にとってかけがえのない大切な物だと思ったからです。
仕事の迷い、焦り、方向を見失いそうな時、経営指針と共に常に立ち返って考えるべき原点がここにあります。 |